独り言日記

日々の悩みや迷いなど、独り言のように書いてます。

病院も企業の一つ

昨日、年に一度の健康診断に行きました。旦那の会社の健康保険組合に入っているため、35歳を過ぎると強制的に行く仕組みが取られています。
普段、病院に行くことがないため、色々な病院を見て、その中で合うところに決めようと、去年とは違う病院へ行きました。大きな病院ですが、コロナ渦で椅子も空席が目立ちました。そして、看護師さんの親切、丁寧なことといったら。
自分よりも若い看護師さん達が、お年寄りの目線に合わせて屈み、笑顔で、ハキハキと聞きやすい声で、またわかりやすい説明を使いこなし、対応している姿は、接客の鏡だと感心しました。
診察して下さる先生も様々で、話しやすく明るく丁寧な方もいれば、面倒くさそうな方もいたり、そんな中で一つモヤモヤしたことは、頼んでいないオプションを勝手につけてきた先生がいたこと。

乳ガン検診や、子宮頚がんの検診等は無料の健康診断で、特に体に不調を感じていなかったので、追加金額がかかる卵巣エコーは頼んでいなかったのですが、「これもした方が良いですよ。時間もかからないので、一緒に診ておきますね~」と勝手に追加してきた先生がいました。たしかに、万が一のための検診なので、診ておいた方が安心なのは理解できるのですが、それはどういった検査で、どういった症状だったら大変なのか…全く説明がありません。
コロナで不景気だから、色々検査を増やさないと病院も大変なのかな。不要な検査、薬は数知れず…と思いながら帰りました。もちろん、子どもが病気で苦しんでるとき、病院の先生に何度も助けられているので、全ての病院・先生を否定しているわけでは無いですが、全てを信じてはいけないと思っています。
検査結果は「卵巣腫れてないですね~大丈夫そうですね~。」でした。

たしかに、安心を買ったのかな?

コロナは流行っているけど楽しんでいいの??

Go Toキャンペーンがまだまだコロナが収まらない中始まりました。自分の周りでも予定している工事の現場スタッフがコロナに感染しているかもしれないので延期にした方がいいかと話していたり、知り合いが感染した後に自殺したという噂があったりと、コロナで悩んだり、心配したり、うまく事が進まなかったりしている日は続いている。しかし、『外に出よう。旅行しよう。』という国の対策。感染者が増えて医療が崩壊するから「出るな。出るなと」引きこもりを呼び掛けていた時から、急にまるで逆のような対策にビックリしたものの、YouTubeやブログで日本の経済を考えると、今このタイミングでこの対策を打つことで、少しは明るくなるのかなと考えました。

この対策はコロナでお金に困っている人を助ける給付金とは違い、お金に余裕がある人に沢山お金を使ってもらうきっかけを作って、経済を少しでも盛り上げようという考えらしい。我が家は特別裕福というわけではないけれど、ちょうどお兄ちゃんの卒業旅行に沖縄に行きたいと話していたので、旅行のお金を補助してもらえる今行くのもありなのでは…と考えている。
ただ、万が一旅行に行って写真でもアップした後にコロナ感染がわかった場合、非難の目で見られるのは間違いない。なぜなら子どもが感染して、気がつかずに登校してしまっていたら、学校で楽しみなイベントだって中止になってしまうかもしれない。「あそこの家族、沖縄行ってコロナもらってきたらしいよ。せっかくうちの子学芸会楽しみにしていたのに…」という感じで。

政府がせっかく補助金を出して推している政策を使うことが自分勝手と言われてしまう行動にならないか…
「なりたくてなったわけじゃないんだから、気にしないで」という社会では無い気がするのでまだまた行動は慎重にしなくてはいけないと思う。

自由に言ったり聞いたりできるように

香港「言論の自由」に危機という見出しの記事を子供と一緒に読みました。
「政府がおかしいぞ」と思ったことに対して起こした行動や言動といった活動に対して法律で重い罰を与えるということでした。
最近、YouTubeで政治について詳しい方の見解を視聴出来るようになり、一つの政策に対して賛成・反対といった様々な視点があることを知りました。したがって、言論の自由が無くなるということは様々な人の考えを知る機会が無くなってしまうのではないかと思いました。
息子とも「決められたゲーム時間を何度か長くやっちゃったからって、急に今日から10分とか無しになったら嫌だよね。話し合わずに一方的に決められて何も言えないなんて嫌だよね…。」と自分の小さな世界を例に置き換えて考えながら感想を言い合いました。言うことを聞かないからと言って、話し合わずに決めてしまうことは、子育てに関しても良くないよね…と私も世界の大きな危機を読みながら、考えたりしました。

子どもとリニア新幹線について考える

リニア新幹線開業をめぐって、JR東海静岡県が対立しているという記事を読みました。
リニアのトンネル工事で、多くの人が飲み水、農業に使う大井川の水か減ることがわかり、静岡県が建設を猛反対しているとのことで、このニューについてTwitter等で調べてみましたが、静岡県で反対しているのは、大井川の恩恵を受けている一部だけで、多くの静岡県民は賛成していると書かれていたり、実情はわかりませんでしたが、子供たちと、この最高時速が500キロというリニア中央新幹線は必要なのか話し合ってみました。

お兄ちゃん「水が無くなって困るくらいなら、飛行機や他の乗り物もあるし、必要ないんじゃない?」

私「でも、もう途中まで建設はしちゃってるみたいで、お金もすごくかかってるみたい。」

お兄ちゃん「うわーもったいないね。何でちゃんと作る前に調べなかったの?」

私「なんでだろうね。」

妹「タマ子は早いの乗ってみたーい。」

私「速いのは、乗ってみたいよね。」

速い乗り物は便利で魅力的です。ただ、三人で話している時、お兄ちゃんが社会で勉強している「リデュース」という言葉が浮かびました。

必要ない物は買わないように、ゴミを出さないようにしましょう。リデュースはこんな感じの意味だったでしょうか。

欲しいものと必要な物は違うと子どもとお金について学ぶ本にも書いてありました。

生活に必要なお水を失ってまで、この新幹線は必要なのか。

新幹線完成による経済効果など私にはよくわからないので、尚更この猛スピードで走るという新幹線が必要なのかと疑問に思いました。

防災意識を持って生活すること

ハザードマップマップとう危険な場所を色分けして示してくれる地図があることを最近になって知りました。携帯で見てみましたが、見辛くてわからなかったので、用事があった時に市役所でもらって見てみようと思いました。
それにしても、このような地図の存在すら知りませんでした。自然災害を予測しているので100%正確では無いようですが、高い危険区域には家を建てようと思う方は少ないと思います。
最近、不動産についてのYouTubeを見ることも多いのですが、「日本人を長く働かせて税金を集めるために国は多額の借金をさせてまで家を売らせているのです!」というようなことを言っている方もいました。それを全て鵜呑みにはしませんが、ハザードマップという存在をアピールして、日本には危険な場所がこんなにあるのですよ!と声を大にして敢えて知らせないのは、そのような意図も少なからず感じてしまいます。そして、やはり自分の身の回りのことは自分で調べていく力が必要なのだと思いました。

義務教育の中でハザードマップの授業を取り入れるとしたら「俺の家は安全だ!君の家は浸水するね。」なんて一喜一憂するだけに終わってしまうことも考えられるので、難しいのかとも思いました。また、インフルエンザやコロナが流行ると、あそこの施設で発生したんだよ、とお母さん同士で情報を交換したりすることはよくありますが、あなたの住んでいるところは警戒地域だよ…何か対策はしてる?とは敢えて教えたり、聞いたりすることもなかなか出来ないと思います。

なので、しっかりと防災対策をしている方のブログや記事等を読んで、情報収集をしたりする必要があると思います。警戒地域に住んでいても、床上を高くしたり、避難場所を考えたり、明日は我が身ときちんと向き合って住む場所を考えていて、参考になることが沢山あります。

それぞれの家庭が、防災の意識を持って、「うちは安全な場所だから大丈夫」ではなく、もしもの時に備えてどういった対策が必要なのか、住んでいる場所について考えないといけないのだと思いました。

いじめと環境保護について 絵本を読んで考えさせられる

アカネちゃんとなみだの海を娘と読みましたが。1992年に発行された本ですが、いじめ、子供の成長、地球環境について書かれている部分が現在の悩みと変わらず、考えさせられる言葉が多く、娘ももちろんたのしく聞いていましたが、私の方が引き込まれた感じがしました。

本のタイトルにもなっている「アカネちゃんのなみだの海」では、核実験によって地球がやけどをしていることが描かれていました。地球さんのやけどを治すには、やけどを心配してくれた涙で洗うのが一番効くから、涙を流してくれてありがとうとくじらに言われますが、地球のためではなく、泣いたのは生きてアイスキャンディーがもっと食べたかったから泣いたのに…と複雑な気持ちになるアカネちゃん。
そういえば、うちのお兄ちゃんもゴミのポイ捨ては海が汚れて自分の好きな魚が食べられなくなったら困ると言っていたの似ているなと思いました。
環境保護は何のためか。巡りめぐって自分に被害が及ばないようにするためなのか、そうではなく、地球を心配して涙を流せる心を持つにはどうしたらいいのか。生きていて、どこかで、自分だけでは生きていていけないんだな、自分だけの幸せを求めていても幸せになれないんだな、と気がついたところから、少しだけ優しくなれたり、少しだけ周りを大切に考えれるようになったと思います。私はまだまだ地球を心配して涙をながしたりはできませんが、周りに優しくぐらいなら出来るので、そこから頑張っていきたいです。

「マコトくんのとうこうきょひ」では、デブという言葉に傷つき、学校をお休みしたマコト君がアカネちゃんやお父さんとの会話を通して、葛藤し、一日中働くよりは、学校のほうがいいかなと再び登校するお話で、問題がスッキリ解決したわけではなく、モヤモヤしたものを抱えながらも、それでも前に進もうとしているマコトくんが成長しているように見えます。さらに、デブと言われて嫌だったマコト君もアカネちゃんに、実は自分では全く気がつかないうちに、嫌な言葉をかけていたことに気がつきます。

「ほんとうのこといわれても、かなしいんだからね。」
「でもあたし、つよくなったんだ。ほんとうのことを言われても、おこんないことにしたの。」

アカネちゃんの悲しい気持ちと、強くなろうと頑張ろうとしている気持ちが切なくなりました。

インターネット社会になり、最近のニュースを見ると、誰かの言葉で傷ついたり、傷つけてしまうのは、子どもだけでなく、大人になっても全然変わらないのだなと思います。大人になって面と向かって傷つけることを言うことは少なくなるのかも知れませんが、影で言われたり、見えない誰かに言われると悲しい気持ちになるので、悪口を吐き出さなくても良いような自分になりたです。

カンニングを発見したら

お兄ちゃんのたま男君は、朝勉を学校に行く前にしているのですが、今朝変な動きをしていました。どんな動きかというと、椅子を降りてはどこかへ行って、戻ってきてを繰り返しているのです。行った先にはとりかかっている問題の解答がありました。

ママに見つかって決まりの悪そうな顔をしているたま男君。

私のとった行動一つ目は、答えを見ながらやっていた問題とは別の問題をやろうと提案しました。
二つ目は、「ずるして得してラッキーと思っても良いことはないよ。」と言いました。
朝で時間が無く、悲しい気持ちのまま登校させたくなかったので、三つ目に「カンニングしてたのは悲しかったけど、ママはたま男君のこと信じてるし、大好きだからね。」と言って見送りました。

旦那にもラインで、今朝こうゆうことがあったんだ~と報告すると、「ずる賢さが出てきたんだよ。たま男も子供から大人に成長してる証拠だよ。本人が困った時に支えるのが親の役目だよ!たま男、勉強やりすぎ!一緒に子育て楽しもうぜ!」というような(実際はもっと丁寧に言ってくれました)お返事がきました。He is ポジティブなのです。

学校から帰ってきた後「今朝はどうして答えを見てやってたの?」と聞くと、

「問題が難しくてわからなかった。」
「ママはお茶碗を洗ってて忙しそうに見えたから、わかんないって言いづらかった。」

ずるしてやろうとか、楽してやろうとか、そうゆうことでは無かったのに、きちんと話を聞かなくてごめんね…ただ単に難しかったのねと思いました。

最近、たま男の気持ちがよくわからないと思っていましたが、よく考えると最近ではなく、最初から、赤ちゃんの時からわからなかったのです。これからもわからないのだと思います。

勉強がこの先わからなくならないように、つまづかないようにと教えようとする私のやり方から、旦那の言う困った時に支える関わり方へ変わる時期なのかもしれないと感じました。

ちなみに旦那いわく、やり過ぎ!というたま男の勉強時間は宿題を抜かして30分くらいですが、私以外の人からみてやり過ぎに見えるのであれば、たま男にとってはやり過ぎだったのかもしれません。

勉強は嫌いだけどテストはまぁまぁ出来るという状態よりも、たま男にとって意味のある楽しい勉強時間を目指していきたいです。